1泊2日の山口旅行 後記

ついに行ってまいりました!念願のお泊り旅行。都会の喧騒、コンクリートジャングルを離れ、われわれは山口の地に降り立ちました。


ここは山口の玄関港、唐戸市場ではフグが出迎えてくれました。


新鮮な魚を堪能した一行は、山口を後にし、関門海峡の向こう、門司を目指しました。


ここは海の底の関門トンネル、山口県と福岡県との境でござります。海の底で福岡と山口をまたぐ、そこにはえも言われぬ達成感があります。


われわれは、うだるような暑さに汗を流しながら、世界遺産に登録された萩を訪れます。ここは松下村塾。幕末志士の卵たちが育ちました地です。吉田松陰が塾生の指導をしたのは、ほんの2年余りというのは意外な気がしました。のちのちの日本の運命を大きく変える志士たちが、あれほど活躍することを考えると。


その夜の長門温泉旅館にて、山口の海の幸に舌鼓を打ち、また、露天風呂に身を浮かべました。部屋ではUCH氏お手製の燻製玉子、燻製チーズをビール片手にほおばりました。


そして明くる日一行は、かの有名な秋吉台に向かいました。そこにはまるでWindows XPのデスクトップの世界かのような、広大なカルスト地形が広がっていました。


秋吉台の地下には鍾乳洞が広がっています。気温は約17度、ひんやりとした空気が、夏真っ盛りであることを忘れさせてくれます。


気が遠くなるような長い時間をかけて、この石灰岩は下へと伸びていったそうです。そんな長い年月に思いを馳せながら、われわれは山口を去り、現実へと戻ってきました、とさ。

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