谷瀬の吊り橋&みたらい渓谷 旅行後記

太陽の季節が終わり、心地の良い日が続く今日この頃。散策には持ってこいの季節なので、奈良の谷瀬の吊り橋&みたらい渓谷へ行きました。


大和八木駅よりレンタカーで約2時間、まずは最初の目的地、谷瀬の吊り橋へ。この谷瀬の吊り橋、長さ297m,高さ54mと国内の生活用の吊り橋としては最長で、架橋は1954年。付近の住民が当時のお金で20万〜30万もの大金(教員の初任給が8,000円)を出して作った、そんな歴史のある橋です。

実際渡って見ると、橋の中央部に近付くにつれ、足元が上下左右にぐらぐらと揺れる。それに加えて左右を見れば60m下に悠然と流れる川が…。それはなかなかのスリルでございました。

(R氏談)「いや、予想以上にこれ揺れるのよ。ギシギシいってるでしょ?床には木が一枚しかないていうね。しかも縫合もちゃっちいし、バランスとるのが結構大変なり!」


流石にこれだけ歩いて疲れた一行は、遅めの昼食に。ノスタルジックな音楽が流れる中、谷瀬の吊り橋を見ながら食べるご飯の味は、いつもと違って新鮮でした。


こうしてお腹も心も満たした一行は、次なる目的地、みたらい渓谷へ向かいます。道中しりとりに興じたり、満足感から眠りに入ったり。心配していた天気も、到着する頃には雨が止んでいて、太陽がひょっこり顔を出す時も。



歩けば歩くほどに色々な景色があって、素敵な橋や、そびえ立つ絶壁や、もちろん渓谷に、小さな秋も。そんな日常では決して見ることが出来ない風景を見た一行は、各々の帰路に着いたのち、心地よい疲れと共に、その日はぐっすり眠れましたとさ。

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