1/28(土) 【淡路島へスイセンを見に行こう】後記

まだまだ寒い1月下旬、スイセンが見頃を迎えているということで、今回は淡路島へ行ってまいりました。

まず我々は淡路島の中心都市・洲本市へと向かいました。

洲本市の中心部にある「洲本市民広場」では季節はずれのチューリップが咲き誇っていました。
これは冬咲きチューリップといって、1~2月の冬の間に花が楽しめるよう、オランダ産の球根に特殊な温度処理を施し「開花のスイッチ」を入れて植え付けを行い、瀬戸内の温暖な気候の中で成長させたものだそうです。


次に立ち寄ったのは、洲本市由良地区にある「生石(おいし)公園」。
高台の展望台からは、紀淡海峡を挟んで昨年旅トモでも訪れた友ヶ島(沖ノ島)や和歌山市街が見渡せました。

この公園内には、写真のようなドーム型のレンガ構造物があり、どことなく友ヶ島と雰囲気が似ています。
それもそのはず、紀淡海峡を挟んだ由良・友ヶ島・加太のこの一帯は、明治期に建造された「由良要塞」という海峡の防衛拠点でした。
終戦後は米軍によりその多くが破壊されましたが、上の写真のようにまだ一部残っているものもあり、在りし日の姿が偲ばれました。


そしていよいよ今回の旅のメインであるスイセンを観に、南あわじ市にある「灘黒岩水仙郷」へとやってきました。
淡路島の南東部に位置する灘黒岩水仙郷は、約7haに500万本の野生のスイセンが群生し、日本三大群生地の一つに数えられるスイセンの名所です。
見頃を迎え、絶好の行楽日和だったこの日は多くの人で賑わっていました。

45°という急斜面にへばり付くようにスイセンが群生し咲きこぼれている景色は大変壮観でした。

空と海とスイセン。天気が良くて眺めも最高でした。


スイセンを満喫したお我々が次に向かったのは、赤い大鳥居がランドマークとなっている「おのころ島神社」。この立派な鳥居は高さ21.7mもあり、平安神宮・厳島神社と並び「日本三大鳥居」の一つだそうです。
『古事記・日本書紀』の国生み神話では、男神イザナギノミコトと女神イザナミノミコトが、この神社のある場所に降りたち、淡路島をはじめ日本の国土を生んだとされており、「日本発祥の地」とも呼ばれています。


神社の近くに隠れ家的なカフェがあるということで立ち寄ってみました。
この「ふくカフェ」は、のどかな池のほとりに立つ築100年以上の古民家をリノベートしたそうで、店内には和室をほぼそのまま使った座敷席なんかもあり、田舎のおばあちゃん家に来たような、のんびりできる空間でした。

この店の看板メニューは、淡路島産の牛乳と卵をふんだんに使った手作りワッフル。外はカリッと中はふわふわで美味しかったです。

この他にも淡路島には様々なスポットや美味しいものがたくさんありますが、なかなか日帰りでは回りきれません。
また淡路島に来てみようと心に誓いながら、ライトアップされた明石海峡大橋を渡って帰途につきました。


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