暑気払いホテイアオイの旅の後記

暑気払いホテイアオイの旅の後記が届いております。

 西日本は二年連続の冷夏ということもあり、今回の旅の暑気払いができるのか心配されましたが、この日は日差しがそこそこ強く汗ばむ日でした。改札が一つしかない小さな駅、三輪駅。そこからわれわれの旅は始まりました。


奈良の三輪といえば、そうめんです。三輪そうめんは、その細さと、コシのある歯ごたえの良さで有名です。その中でも地元の名店、森正で各々そうめんを注文し、夏は流しそうめんだけじゃない、などと各々思い思いの言葉を口にしながら、麺をすすりました。



近くの大神(おおみわ)神社へお参りしました。大神神社の大きな特徴は本殿がないことです。ご神体が三輪山そのものだからだそうです。「なるほど」という言葉が頭をよぎる中、拝殿から山の方向へ合掌。


三輪から畝傍御陵前へ移動。本薬師寺跡のホテイアオイを見に行きました。ホテイアオイは、水草の一種で別名ウォーターヒヤシンスとも呼ばれています。花びらの一枚が濃い紫色で真ん中が黄色の花です。


このホテイアオイ、気まぐれに花を咲かせるとのことで、開花状況が心配でしたが、一面にたくさん咲いておりました。

(豆知識)ホテイアオイには、水の浄化作用もあるそうです。ちなみに、この本薬師寺跡は、世界遺産暫定リストに「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として収載されています。


歩き疲れてお腹を空かせた一行は、近鉄奈良に向かいます。大人気かき氷店の「ほうせき箱」へ。ここで時は朝9時に遡ります(´-`).。oO 実はこのお店、この日は100組で予約で打ち切りになるのですが、朝9時の時点で定員ギリギリ。駆け足で予約を済ませました。

その数時間後、、、、


無事かき氷を堪能することができました。なんとこのお店、関西では珍しいエスプーマかき氷(エスプーマとはスペイン語で"泡"の意)がメインなのです。(あえてすぺいん語でいうあたり、洒落ていると思いません?)

写真は、マンゴーヨーグルトかき氷とグレープフルーツヨーグルトかき氷です。キーンとした冷たさではなく、ふわふわでとろけて、口の中でなくなるような新食感。中にも果肉がごろごろ入っていて、当人たちも大満足でした、とさ。

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