○ 鳴門の渦潮(&淡路島プチ観光) 旅後記

UCH氏より旅後記が届いております。

間もなく春本番を迎える3月半ば、我々は淡路島へと向かいました。
今回のメインであるうずしおは、当日の見頃は昼過ぎに迎えるということだったので、その時間までは簡単に淡路島観光をしました。
まず最初に向かったのは、淡路島北部の丘陵地に位置する「あわじ花さじき」。ここでは、大阪湾をバックに早咲きの菜の花が見頃を迎えておりました。

次に「miele」というカフェにて昼食。
穏やかな播磨灘を眺めながら、特産の玉ねぎをふんだんに使ったサラダや淡路牛のハンバーガーなどをいただきました。

続いて向かったのは、伊弉諾神宮。
日本神話の国生みに登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る日本最古の神社と言われています。

境内には、樹齢900年以上とも言われる、2本の木が成長と共に合体して1本になった「夫婦の大楠」もあり、非常に荘厳な雰囲気、まさにパワースポットでした。

また、その神社のすぐ近くに「水仙の丘」という小さな公園があり、まだ満開ではなかったですが、斜面に沿って黄色く可憐なラッパスイセンが咲いておりました。

そして… いよいよ今回のメインイベント、うずしお観潮体験へ!
今回は、淡路島の南端、南あわじ市の伊毘港から小型クルージング船「ヘリオス」に乗り鳴門海峡へと向かいました。
なお、うずしお観潮船は、他の港からも大型のクルーズ船などが出てますが、小型船の方がより渦に接近でき、かなり迫力満点だとネット上の口コミでも評判が良さそうだったので、今回は小型船で行くことにしました。

出港してから海上は穏やかでしたが、大鳴門橋の真下まで来ると急に流れが速くなっていました。
当日のこの時間帯、瀬戸内海(播磨灘)側が満潮、太平洋(紀伊水道)側が干潮をそれぞれ迎えており、瀬戸内海側が約1m潮位が高い状態でした。その潮位差のために、瀬戸内海から太平洋に向けてどんどん海水が流れ込んでいました。その流れにも速い流れ・遅い流れがあり、その速度差によって渦が発生するそうです。
(※詳しい原理を知りたい方はコチラ ↓
https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/uzushio/shikumi.html)

小回りの利く小型船なので、巻き込まれるんじゃないか…っていう位、渦のすぐ近く(4~5mくらい?)まで接近してもらえます。ただ、船の片側に乗客が集中しすぎて、たまに船が大きく傾くことも…(^_^;)

渦の命は儚く、そのほとんどは出来て十秒程度で形が崩れて消えてしまいます。なので、ただでさえかなり揺れる船上で、きれいな渦の写真を撮るのは非常に至難の業でした…

この日は曇り空で船の上は非常に寒かったですが、うずしおをあれだけの至近距離で目撃した我々は、非常に満足な気分で帰途についたのでありました。

管理人後日談)
十秒程度で形が崩れてしまう、渦の命は儚い、とは、、、まさにセミだね。

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